2011年 03月 30日
3月のある日のリコッタricotta |
おじさんが覗き込むのは大きな温度計。
カネストラート・プリエーゼを作った後のシエロ(乳清)でリコッタ作り。
出来上がったばかりのリコッタ。
この後、もちろん試食のために1番前で手を伸ばしその美味しさに感動したのは言うまでもなく・・・♪♪♪
本や資料や古い手帳やノートや服や・・・
4月3日の新月までに整理して新しい年を迎えるといいと聞いたので
急ピッチ(でもないか)で執着している心と共にばっさばっさ(ともいかないか)と・・・笑
そんなことしてると、
イタリアの本や写真を眺める時間ができてきて
新しく頭の中に入ってくることや
温かく美味しい記憶が蘇ることがあって
本日のリコッタの写真もそのひとつ。
まさに温かくて素朴で新鮮で美味でした。
あの日私はプーリア州のある町のまだ春というには肌寒い3月下旬の空の下、
湯気の中から甘い匂いが鼻孔をくすぐる出来上がったばかりのリコッタを頬張って感動していた!
変わってしまうこともあるけれど、
変らないでそのままでいいこともたくさんある。
物や記憶や関係や自分の心
捨てるのではなく手放せば
書き換えるのではなく重ねれば
封印するのでなく水に流せば
かき乱すのではなく解き放てば
何かが・・・
きっと、
ねっ♪
by latlante
| 2011-03-30 21:09
| ひとりごと